Yさん & Aさん
花嫁にDr.ストップがかかり新郎だけの披露宴入場に。両親、兄弟で宴を盛り上げた
♡新婦不在の披露宴?

初めてのご来店は、ご両家のお母様お二人で。
新婦Aさんのお腹には新しい命が宿っているという喜びで、新婦の体調を気づかったご家族が結婚式のご相談にお越しいただきました。
ご遠方からのゲストが多いと伺い、福岡らしさを味わっていただこうと福岡ドーム側のホテルを会場に決めていただきました。

そして、私が新婦Aさんと初めてお会いしたのは衣裳合わせで、というイレギュラーなかたち。

衣裳合わせ以外は、新婦の体調を考え、新郎さんやご両家お母様と打ち合わせをし、新婦さんには電話やメールでご報告させていただく、という流れになりました。

そうして、当日をとても楽しみにしていた新郎新婦。
しかし、その前日、新婦さんに絶対安静のドクターストップがかかり、ご家族に、結婚式をキャンセルするかどうかの決断をしていただくことに。

すでに、遠方から前日に福岡入りのお客様が90名近くいらっしゃった為、チャペルでの挙式は中止するにしても宴は行います、との結論を受け、急遽、会場とすべての進行を調整。
変更点を確認し、宴が開かれました。

新郎ひとりだけでの宴入場。
「二人で一緒に入場したかったのですが…」という新郎Yさんの挨拶にゲストはもちろんスタッフの目からも涙が。

ボーベルはもちろん、ホテル側もはじめての出来事でしたが、スタッフ全員で“新郎様からのご挨拶のあとは皆様が笑顔になるよう配慮していこう!”と話し合いました。

ケーキ入刀はご両家ご兄妹にご協力いただいて…
予定していた余興ではゲストの方々に盛り上げていただき…
キャンドルサービスは、ご両家お母様と新郎と3人でゲスト卓を回り…「新郎から皆様に感謝の思いを込め…、この世に命を授けてくれたお母様と産まれてくる赤ちゃんに思いを込めて…」 と、司会者がうまくつないでくれました。

宴を終えたあと、私は 「どうしても、新婦さんにドレスを着ていただきたい!」 「ふたりだけでもチェペルで挙式をしていただきたい」と思い、そのことをホテルにお願いすると、会場の担当者からも快く 「そうしましょう!全面的に協力します!」というご返事をいただき、出産後の回復を待って日程などを決めていきました。

それから、無事、新婦さんがRくんを出産。
ふたりがパパとママになった4ヶ月後の日曜日に、ホテルのチャペルで挙式を行うことに。
ご両親と、この日に来れるだけのお友達、そして、会場からは、「手が空いているスタッフは全員、参列させていただきたいと思います」という嬉しい言葉をいただきました。
一流のホテルには心がありますね!

お支度中の新郎新婦には、このことは本番までサプライズにすることに…。

もちろん美容師さんたちも参列。
たまたま会場見学にお越しになっていたカップルにも声をかけると…ゾクゾクと集まっていただきました!

天井高約40メートルの吹き抜けの中に海外リゾートを思わせるチャペル。

そしていよいよ新婦とお父様が入場してくると…
私も感動で涙が溢れ出し…気が付けば、着席だけでも50人くらいの参列者が!
スタート時間に間に合わなかったホテルスタッフも、途中からチャペルサイドにズラ~っと立っているではありませんか!

挙式の間中、おとなしかったRくん。
挙式を滞りなく終えた後、ママが抱っこした途端に「あぁ〜ん」と泣き出しました。
よく頑張ったね(^^)!
参列した方々の心にもずっと残るステキな式になりました。

Yさん、Aさん。Rくん、これからもどうぞ末永く幸せに…。